ルーフレールの取り付け

 この車のルーフレールは屋根の裏側からネジ止めされています。

 このため、天井の内張りを全て剥がしての作業になりますので、
画像で示した箇所のパーツを外します。

 @サンバイザー左右
 Aルームミラー
 Bマップランプ(オプション)
 Cルームランプ
 ルーフ横側及び後ろ側のパーツも外します。

 @アシストグリップ
 Aラゲッジルームランプ
 Bラゲッジサイドフィニッシャー


 上記パーツを外したら、フロントピラーカバーも外しておきます。
 ※ここまでの各パーツの取り外し方は、別に紹介しています。
 センターピラーカバーの上側を引っ張り、一番上のクリップを外して
カバーの上の方を浮かせておきます。

 最後に画像の矢印部分のクリップを外します。
 この場所のクリップは四角い形をしています。

 はめ込んでいるだけなので、クリップドライバーで壊さない様に外します。
 上記、四角い形のクリップを拡大しました。
 内張りの真ん中のあたりは、マジックテープ?で貼ってあります。

 センターピラーカバーをかわしながら、天井の内張を手で下の方に
引っ張ると「べりべり」っと剥がれ落ちます。
 ルーフレールの足が着く位置にダミーカバーが付いています。

 このカバーもルーフレールと同様に室内側でネジ止めされています。

 このカバーは片側に3カ所あります。
 室内側の取り付け部で、画像は3カ所あるうちの中央部です。

 10mmのボルトで留まっているので、これを外します。

 3カ所のうち、一番後ろのボルトはボディが袋になった場所にあるので
ちょっと分かりにくいかもしれません。
 ダミーカバーを外して、ルーフレールの取り付け部と並べました。

 取り付け穴は、中央と前側のネジ穴が細長く開いて、後ろの穴だけが○です。
これは一番後ろの穴が位置決め用になっているからです。

 ルーフレールの足にはウレタンのパッキンが付いているので、
欠品がないことを確認しておきます。

 雨漏り防止の為、できることならパッキンは新品を用意しておくと安心です。
 今回、パッキンを再使用する(用意していなかった)ので、
取り付け部に念のためシール剤を塗っておくことにしました。

 車用の高い物は買う必要がないのですが、作業中に気が付いたので
仕方がないので斜め向かいの某カーショップで購入。

 あらかじめホームセンター等で安い物を買った方がいいです。
 シール剤をルーフのネジ穴の周りに塗りました。

 塗る量ですが、少しの量を均等に塗ると良いと思います。

 たくさん塗ってしまうと、ルーフモールに沿って流れる水を遮断してしまい、
水が切れなくなっちゃいますから・・・
 ルーフレールの取付ボルトは一気に締め込まずに、一度軽く仮止めします。
その後、最後端から順番に締めていきます。

 ルーフレールの取付が終わったら、天井の内張りと取り外したパーツ類を
元に戻して完成! なのですが・・・
 ルーフの鉄板に貼られていたはずのウレタンが、全部剥がれていました。

 スプレーボンドでがっちり貼り直ししてから天井の内張りを元に戻しました。


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